
最近、東京の「23区格差」を紹介している本が人気となっています。全国平均からみて東京23区は、子育て関連の行政が比較的充実しているといえます。
しかし、細かく見ていくと、
区ごとの制度には金銭面でのサポートを含め、大きく差があります。公立保育所の入りやすさも違います。住む場所を間違えると大きく損をしてしまうこともあるのです。
住む場所を自由に選べるのが賃貸物件の強みですから、引っ越しするなら「子育て支援制度」「保育所の空き状況」などを入念に下調べして選びましょう。
わからないことは電話できくのが早くて確実

区役所の公式ウェブサイトで大体のことがわかりますが、もし不明点があったら直接電話して尋ねるのが一番早くて確実です。行政区の子育て行政に関してチェックすべきことに以下のようなものがあります。
不妊治療費助成港区は1年30万円までの助成制度があります。
出産費用助成金出産費用に応じて助成される場合と、定額が支給される場合があります。
乳幼児一時預かり施設の有無と費用第二子出産時や就職活動のときに子どもを預かってくれる場所のあるなしは要チェックです。
区独自の子育て支援金の有無たとえば練馬区では第3子以降の出生に20万円を支給しています。
保育所の空き状況と費用駅が近くて便利な街のほうが保育所は入りにくくなるので、よく下調べしましょう。
無認可保育所の空き状況環境と区の助成金環境のいい無認可保育所に預けながら空きを待つことも想定しましょう。
私立幼稚園費の助成金これも区ごとに助成額にかなり差があります。
住む場所選びでは「徒歩圏内の環境」がポイント!

子育てに最適な街選びでは、ピンポイントな環境チェックも大切です。
子どもがゼロ歳から小学校へ入学するまでの間は、親も行動範囲が限られます。通常車を使わない東京では、
「住まいの周囲1キロ程度の徒歩圏内」に、「公園」「病院」「保育所・幼稚園」「商店街やスーパー」などがすべて揃っていれば、快適な子育てライフが送れるでしょう。
そんなわけで「未就学児の子育て」に最適な街をランキング!
就学年齢の6歳が近づいてきたら、受験や教育環境を第一に考えて住む場所を見直して、また引越しすることもあるかもしれません。
しかし小さい頃の子育てでは、とにかく周辺環境が一番大事です。これをふまえて
【0歳〜6歳】の子育てにおすすめの街はどこか?という基準でランキングをまとめてみました。